実はワセリンの原材料は石油で、それを精製してできたのがワセリンになります。
石油といえば灯油やガソリンといったものをイメージしてしまいますが、そういった石油製品とは全く違うものになります。
石油を精製するとガソリンや灯油が出来ます。その時に出た不純物の中に「ペトロラタムゼリー」という成分があります。このペトロラタムゼリーの中から不純物を取り除いたものが「ワセリン」です。
ワセリンの元をたどれば石油ですが、灯油やガソリンとは全く違った油分なので肌につけても問題ないのです。
そんなワセリンの上手な使い方。
その1.
リップクリームとして使って乾燥知らずの唇に
唇の乾燥を防ぐためにリップクリームを使っている人がいますが、ワセリンを持っていればリップクリームの代わりにもなります。
唇に付ける時は、指で少量付けて伸ばすようにしましょう。あまりたっぷりと塗るとテカテカ・ベタベタになってしまうので注意しましょう。
その2.唇パックでウルウル・プリプリな唇に
唇が乾燥して荒れると口紅も綺麗に付きませんし、スキンケアを怠っているように見えます。日中はリップクリームで、そして夜はワセリンを使った唇パックでウルウル・プリプリな唇を手に入れましょう。
その3.枝毛など傷みや乾燥が気になる髪の毛に塗って保湿
髪の毛先など傷んでいる部分や、髪の乾燥が気になる部分のケアにもワセリンを使うことができます。
米粒程度のワセリンを手のひら全体にのばし、それを髪の毛の気になる部分を撫でてつけていくだけです。たっぷりと付けるとベタベタしてしまうので、量はしっかり守るようにしましょう。
その4.気になる肘や膝のかさつきや手荒れ防止
ボディクリームを使うのもいいですが、
膝
肘
かかと
は油分が少ないため角質が固くなり、ボディクリームや化粧水をつけても肌が柔らかくならない場合があります。こういう時は、まず油分をつけて肌を柔らかくすることが最優先です。
最初にボディクリームを付けるのではなく、まずワセリンを塗って皮膚を柔らかくしてからボディクリームを使うと、ずっとしっとりとした肌を保つことができます。
ワセリンは、肘や膝のかさつきだけではなく手荒れの予防にもなります。手荒れを防ぐためにハンドクリームを使いますが、その代用として使うことも可能です。
スキンケア、ヘアケア、洗顔などのためにいろいろなものを購入したけれど、使いきれなかったという人もいるかと思います。そういう人にワセリンは特にオススメです。
メイクも落とせるし、クリームの代わりにもなる。そして、髪の乾燥も予防できるものというスキンケア製品はほとんどありません。
いろいろとケア商品を購入するのは面倒、でも効果は感じたいという人は1度、ワセリンを試してみませんか?